実は構造的な弱さを抱えている女性器
女性に特有のデリケートゾーンは骨盤に守られています。下腹部をなぞるように触っていくと、デリケートゾーンの手前に骨のふくらみがあるはずです。
ここを「恥丘」と言います。女性器を守る骨盤の前面の結合部位、つまりは前方のかなめです。
筋力が弱い女性、関節の結合が緩い女性については「恥丘」の結合が分離してしまうケースが知られています。
女性器は構造的な弱さを抱えているので、将来出産の予定がある女性は、早いうちから筋力アップを心がけるようにしてください。
また、恥丘から大陰唇にかけて皮下組織が薄いと、衣服との摩擦などで傷になりやすいことをご存知でしょうか。
デリケートゾーンが傷つくと感染症リスクが高くなりますが、繰り返し傷つく場合はなおさらです。
日常生活を送る中で不便を感じるようなら、婦人科形成外科のカウンセリングを受けることをおすすめします。
デリケートゾーンの皮下脂肪は重要!
誰でも毎日「座る」機会がありますよね。恥丘や大陰唇の皮下脂肪は、「座る」「自転車をこぐ」など、デリケートゾーンが体重を受けるシーンでクッションの役割を担うのです。
クッションが足りなければただ歩くだけでもデリケートゾーンが直接下着との摩擦にさらされます。
ジーンズなどのパンツスタイルではよりいっそう強く摩擦が起きるため、中には痛みを感じるという方もいらっしゃるかもしれません。
これまで当院は女性器の見た目の問題に取り組んできました。
大陰唇、小陰唇、クリトリスなどでお悩みの方に寄り添い、おひとりおひとりに最適な治療方法をご提案しています。
カウンセリングだけでも構いませんので、お気軽にお問合せください。