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首都圏などの温浴施設や旅館でタトゥー(入れ墨)をしている人の入浴を認めるか?という部分で対応が分かれています。
 
ファッションの他に文化的な理由で、タトゥー(入れ墨)をしている外国人観光客の来館が近年増加している為です。
 
中には、タトゥー(入れ墨)をシールで隠すなどの対応で認める施設も登場してきています。
 
ここで問題なのは、他の利用者への影響です。
 
他の利用者への影響を懸念し、慎重な対応の施設が大半をしめています。
 
増え続ける外国人と既存の顧客への配慮との間で各施設は頭を悩ませています。
 
タトゥー(入れ墨)について反社会的な印象を抱く人は少なくないのも実情です。
 
今までは、原則として入浴を認めない施設がなお大勢でした。
 
観光庁が2015年にホテルや旅館を対象に実施した調査では、タトゥー(入れ墨)がある場合に断っている施設は56%にのぼり、断っていないとの回答の31%を上回っています。
 
日本と海外の文化の違い、価値観の違いがあるだけタトゥー(入れ墨)に関する問題も深刻になってきました。