切除(切開)法はタトゥーのデザインに応じて、その方の皮膚のツッパリ感やなるべく小さく切除するという治療です。
皮膚に余裕のある部位で、手っ取り早く1度の治療で除去を希望されている方にお勧めの治療方法です。
タトゥーがある部分に、局所麻酔を少量施した後、タトゥー箇所の皮膚を切り取り除去し、傷を縫合します。
 
大きなタトゥーの場合は、切開する範囲が大きくなる為、ケロイドやひきつれが生じる要因になってしまいます。
当院ではジグザグに切除したり、2回~3回に分けて極力小さく切除を行います。
 
縫合時は、最初からどことどこを合わせて縫うなどとは考えず、一番無理のない位置を医師が見極めて、縫い合わせていきます。
凸に相対する面に凹がない場合には、割を入れて凹を作成し仕上げます。
 
形成外科や美容外科で顔用として使用する極細の糸で非常に細かく縫合しています。