小陰唇の治療は必要か?
「人類」は同一の種ですから、基本構造は一致しています。ただし、体質や詳細な作りは個人差があります。
10人いれば10通りの特徴があるのです。
「特徴」は時としてコンプレックスの原因になります。
例えば小陰唇肥大です。
小陰唇は女性器を守る蓋の役目をする柔らかな襞で、特に個人差が大きな部位だと言われています。
「小陰唇肥大」はこの小陰唇が通常よりも大きくなってしまう症状のことです。
この症状もまた千差万別で、治療が妥当かどうかは一概に決めつけられません。
こんなケースがあります。
ダイエットに成功したが女性器で悩むようになった
肥満体形に悩んでいた女性がダイエットしたら大陰唇も痩せてしまい、小陰唇が気になるようになったというケースです。彼女はそれまで小陰唇の存在を意識することはなかったそうです。
小陰唇の皮膚は弱いので、摩擦などの負荷が続くと簡単に炎症などのトラブルが起こります。
すぐに治療すれば大きな問題にはならないでしょう。
しかし、下着との摩擦は改善が難しいため、繰り返し負荷がかかるうちに「いつのまにか小陰唇が大きくなっていた」というのも不思議ではないのです。